2010年9月10日(金)エギーユドミディへ

ミディ、ロープウエイから 赤い針峰群

ドリュ

  グランドジョラス、  ダンデュジェアン     

氷河上を行くゴンドラ

シャモニー針峰群、ヴェルト針峰群

今日も6時前に目が覚めてしまった、窓から外を見てみるが
空がよく見えない、まあ天気は良さそう?です、7時までに
今日の用意などをして一番に階下のレストランへ、大体
同じようなメニューですね、ハムやチーズなどはさすがに
美味しいです、コーヒーとミルクはたっぷり持って来てくれます
フランスだからカフェオレにするのでしょうか?量も味も総じて
満足です、8時20分が始発なので8時前にホテルを出ます、
駅に着くと20〜30人の人がもう並んでます、殆どがクライマー、
みたいです、窓口に並んでチケット(往復)を購入しました、
時間が来ると皆いっせいに乗り場へと移動します、大きな
ロープウエイですが皆乗れるのでしょうか?あふれたら次の
便になりそうです、私はなんとか始発便に乗り込めました、
途中で乗り換えてディ山頂に、

16時ごろモンタンベールに到着、おお!ドリュが!どーりゅ?
と聳えていますねぇ、あれがドリュ西壁かー!1000メートル位の
落差がある垂壁です、これも6級ルートですねー、いやー凄い!
昔あこがれた山々が現実に見られるのは幸せなことです、
もちろん絶対登れませんが、見るだけで充分満足です、感激!
右手に視線を移すとメールドグラス氷河の奥に聳えているのは
グランドジョラス北壁です、ヨーロッパアルプス3大北壁の1つです
資料によると技術的には一番難しい?とか、総合的にはアイガー
も難しいらしいけれどまあ素人の私には関係ないですけど?
実際に登攀した人から聞いたわけでもないので分かりませんが
相当厳しい山だというのは近くで見ると良く分かると思います、

朝登った展望台へ上がると朝は逆光だったグランドジョラスが
よく見えます、遠くマッターホルンやモンテローザも見えます
明日はツェルマットに移動です、天気がこのまま良いといいなー
しかし氷河の力は凄いですね、尖った山々は氷河の侵食に
よってああいう山容になったのですね、しかしその氷河も徐々に
規模が小さくなって来てるとか、地球温暖化?の為でしょうか?
少し心残りですが次へ行かねばならないので山を下ります、
改札口はちょっと混んでますが、30分程待ってキャビンに乗り
シャモニーの町に下りていきます、駅から10分ほどで
モンタンベールに向う登山電車の駅に着きます、往復24ユーロ
、30分ほどでモンタンベールに到着です、

帰りのゴンドラは一人で先頭のキャビンに乗り込めました、
なんともいえないくらい夢心地の時間です、来て良かった!
周りは一面の銀世界!空の色は濃いブルー!綺麗だなー!
なんと表現すればいいのでしょう?実際に見た人でなければ
分からないかもしれませんが 今まで生きてきて最高の景観
だと思います、何度来ても飽きないだろうなぁー、、でもやはり
天候次第!ですね、前日までは天気も体調も悪くて ちょっと
意気消沈ぎみでしたが こんな天気に恵まれたのは本当に
ラッキーでした、一人幸福感に浸っている間にミディに帰着、
もっと乗っていたかったなー、残念ですがとりあえずまた同じ
展望台へ上がります、人は多くなってました、

エルブロンネルに11時ごろ到着、早速展望台へ昇ります、
ミディよりはひと回り小さな展望台ですね、モンブランの
イタリア側は凄く切り立って絶壁です、6級ルートだらけ
だそうですが、まあ他の山々も 5級、6級のルートが多いと
思います、とにかく尖がった山ばかりです、シャモニの子供に
山の絵を描かせたらぎざぎざの山を描くが 日本の子供は
なだらかな山の絵を描いたそうです、大昔そんな記事を見た
気がします、それくらいインパクトのある山容だと思います、
暫く留まって居たいけれどモンタンベールにも行きたいので
1時間くらい居て帰ることにしますが もう一度来たいです、

写真はミディからエルブロンネルに行くゴンドラ(反対側)
です、3台づつ連なって次の3台は100メートル?位の間隔
があります、途中何回も止まります、その為に写真が
撮りやすいです、しかし落ちたら痛そう?、いやおだぶつ
かな?、雪原(氷河など)には所々クレバスが大きな口を
空けてます、登山者が雪稜を登ってます、テントを張ってる
人もいます、モンブランなどへ登るのでしょうか?天気も
いいし、気持ち良さそうですねー、、ゴンドラはゆっくりと
進みますが途中の中継点の岩のトンネルは幅がぎりぎりで
大丈夫かいな?と思う間に通過、いやー凄い凄い、そして
40分かかってエルブロンネルに到着しました、いやー面白
かったですねー!。

幸せなひときをを過ごして通路を進むとクライマーたちは
トンネルから外へと出て行きます、皆アイゼンを履いて
手にはザイルとピッケル、日本で言う冬山装備でしょうか、
確かにこんなに手軽にアルプスの核心地に来れるのなら
山登りしないほうが不思議かもしれません、登山者天国、
ですね、私も20歳若かったら?、もっと早く来るべきでした、
体力があればモンブランくらいは??ちょっと無理かなー、
などと思いながらイタリア側のエルブロンネルに行くゴンドラ
乗り場へ行くと準備?をしているみたいです、数人が並んで
ます、早速チケット売り場に並んで購入、往復で24ユーロ
でした、無事運行することがわかり とても嬉しいです!、


エギーユドミディ山頂に到着しました、雲は途中までで
すっきりと晴れています、いやー凄い景観です!早速展望台
へと進みます、さらにここから上へ行くエレベーターに乗ろうと
したがまだ動いていないみたいなので近くの展望台へ行くが、
両側はスパッと切れ落ちており 凄い所に造られてますなあ!
階段を登るのがとても怖いです、しかし、絶景ですねー!
シャモニー針峰群が!モンブランが!グランドジョラスが!
圧倒的な迫力で広がっています、言葉を忘れて絶景に魅入って
しまいます、写真を撮り、眺めて、幸せな時間です!感謝!
そういえばここは3800メートル!何となくクラクラしてる?かな?
高山病?そんなことも忘れるくらい感激しまくり?です、、

Switzerland travel september 2010

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メールドグラス氷河の奥に聳えるグランドジョラス北壁です、
氷河は岩やら砂やらが混ざり合っているので灰色の土の川?
といったところでしょうか、あまり綺麗ではありません、冬に
なったら雪でコーティングされて本来の氷河の風景になるので
しょうね、元気なうちにまた来たいですが、さていつになるか?
氷河のトンネルは興味が無いので暫くベンチでくつろぎます、
夕方ホテルへと戻ってメールをして明日の予定を考えます、
反対側の山に登るゴンドラがあるので明日はツェルマットに
移動する前に登ってみることにします、時間は充分ありそうです
今夜の夕食はハムステーキ?サラダ、チョコレートケーキでした
充実した一日でした、ビールで一人乾杯?、ああ幸せ、、